大相撲初場所(14日初日、東京・両国国技館)で大関取りに挑戦する関脇琴ノ若(26=佐渡ヶ嶽)が、大関霧島(27=陸奥)らが参加した連合稽古での収穫を語った。

 7日に、千葉・松戸市の同部屋で、所属する二所ノ関一門の連合稽古が開かれた。琴ノ若は霧島、元大関の小結高安(33=田子ノ浦)らと17番を取った。「普段、あれだけの人数で(稽古を)やることはない。いつもとは違う感覚でできたし、上の番付の方と相撲を取ることで、自分の必要な部分がわかった」と手応えを口にした。

 霧島との5番では、2勝3敗で負け越した。しかし、「大関とも、しっかりといい相撲が取れた。勝ち数は向こうの方が多かったけど、辛抱しながら相撲が取れた」と前を向く。

 昨年は新小結の初場所から全6場所で勝ち越し、一年を通じて三役の座を守り通した。九州場所は11勝を挙げて敢闘賞を受賞し、満を持して初の大関昇進に挑戦する。「今できることを出し切るだけ。自分の相撲を取れれば結果につながるし、ここから準備をするだけ」ときっぱり。大事な初場所に向けて、静かに闘志を燃やしている。