今夏のパリ五輪を目指すU―23日本代表の大岩剛監督(51)が、金メダル取りへMF久保建英(22=レアル・ソシエダード)の招集に〝直接出馬〟だ。新年インタビューで大岩監督は4月の五輪アジア最終予選、そして7月の本大会へ向けてチームの強化方針を力説。五輪世代ながら招集が実現していない久保を呼ぶべく所属クラブに直談判も辞さない構えだ。
――最終予選の組み合わせが決まった
大岩監督 やっと決まってくれた。対戦経験もある国ばかりなので、中国以外は。ある程度の予想をしながら、最終予選に出てくる選手の分析も始まっている。
――久保は招集できていないが同世代の選手への影響力は
大岩監督 間違いなく刺激は受けていると思う。A代表に行ったFW細谷真大(柏)もだけど、同年代が世界のトップでやっていることは刺激を受けないとおかしい。もっともっと刺激を受けてほしいし「負けねえぞ」という熱いものがない選手じゃないと。そういう感覚の選手がもっと出てくることを望む。
――今後の欧州組の招集可否は
大岩監督 ラージグループの把握をして可能である選手の予想をしつつ、その都度選手も替わってくる。いろんなシチュエーションの準備はする。
――欧州視察の意向は
大岩監督 ある。所属チームにあいさつとして選手の様子を見に行っていたし、その繰り返し。選手たちが(移籍で)動く予想もしているので、動きが落ち着いてから行くプランもある。ウインターブレークが明けてとか。
――本大会はフランス開催で欧州組も負担は少ないのでは
大岩監督 国際Aマッチ期間外というのはある。だからお願いに行くわけで。前回行った時は、まだ先なので先方も悪くない返事はしたが…。こればっかりはルールなので希望どおりにいかないことが多々ある。今回視察に行くなら、お願いはしたい。顔を見て、しっかりと目を合わせてコミュニケーションをする。誠意は見せたい。
――パリ五輪世代からA代表に選出される選手も増えている
大岩監督 A代表が優先。我々は招集できるところで臨まないといけない。重要な選手がたとえ招集できなかったとしても、見劣りのしない、質の高いチームの準備をしてきたつもり。日本代表一人に頼るものではない。
――1968年メキシコ五輪の銅以来メダルから遠ざかっている
大岩監督 前回の東京五輪の成績を上回りたい気持ちもあるし、そういうアプローチもしている。W杯で優勝を目指すように、五輪でも優勝できるようにロードマップを作って活動している。招集できる、できないもあるが、目指すスタンスは変わらない。優勝を目指す。












