WWE女子王者イヨ・スカイ(紫雷イオ)&〝明日の女帝〟アスカ&〝海賊王女〟カイリ・セインが所属する悪のユニット「ダメージCTRL」が、女子ベルト完全制圧を予告した。

 ベイリー、イヨ、ダコタ・カイの3人で暴れてきた悪のユニットは11月にカイリとアスカが加わり、一気に勢力拡大。リーダーのベイリーとイヨ&アスカ&カイリの日本人同盟の間で不協和音も生じたが、先週スマックダウンのアスカvsシャーロット・フレアー戦で、ベイリーの献身的なアシストのおかげで女帝が勝利したことで、あっさり和解していた。

 15日(日本時間16日)のスマックダウン(ウィスコンシン州グリーンベイ)では、ダメージCTRLがプロモ動画で登場。ベイリーはWWE史上最も支配的な女子ユニットになるため、ダメージCTRLをつくったという。続けてイヨは「今はイヨの時代なんだ」と英語で話すと「私はWWEで最もヤバくて危ない女だ。そして、誰も私のことを止めることはできない。でしょ?」と日本語で言ってのけた。しかも、イヨの日本語には英語字幕が…。〝キング・オブ・ストロングスタイル〟中邑真輔が取り入れた斬新な手法を、ちゃっかり拝借してみせた。

入場もド派手なアスカ(左)とカイリ・セイン(©2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
入場もド派手なアスカ(左)とカイリ・セイン(©2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

 続けて現れたアスカ&カイリのカブキ・ウォリアースも、アスカが「おい、うちらに触れたらどうなるかわかってんな、おら、ボケ、おう?」と英語字幕付き日本語で口汚くののしると「誰もダメージCTRLを止められへん!」と英語で叫んで、カイリと高笑いだ。さらにベイリーは、カブキ・ウォリアーズのWWE女子タッグ王座(現王者はチェルシー・グリーン&パイパー・ニブン)の奪取を予告した。

 ベイリー自身もPLE「ロイヤル・ランブル(RR)」(来年1月27日=日本時間28日、フロリダ州タンパベイ)の時間差入場バトルロイヤル・女子RR戦出場を表明。RR戦を制すれば、祭典「レッスルマニア40」(4月6、7日、ペンシルべニア州フィラデルフィア)で最高王座に挑戦できるが、ベイリーは早々と女子世界王者リア・リプリーへの挑戦を宣言した。ダメージCTRLで主要女子王座を総ナメにするというのだ。

 勢いに乗ってカブキ・ウォリアーズは、ゼリーナ・ベガ&ミチンとタッグ激突した。アスカ&カイリは花道で相手チームから襲われたが、ゴングが鳴ると元WWE女子タッグ王者組が抜群の連係で圧倒。アスカのフェースバスターとカイリのドロップキックの連続攻撃も、ミチンにズバリと決まった。

 ゼリーナの空中技とミチンのキック攻撃で劣勢になると、セコンドのダコタがエプロンに立ちレフェリーを引きつけた。ここでベイリーが駆けつけ、コーナー上のミチンを叩き落として形勢逆転。すかさずミチンに、アスカのハイキックからカイリが必殺のインセインエルボーをぶち込み、3カウントを奪った。 

ミチン(中)に空中弾を放つカイリ(©2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
ミチン(中)に空中弾を放つカイリ(©2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

 悪の連係が決まっての勝利に、ダメージCTRLは5人そろって大騒ぎ。このまま悪のユニットの進撃を、誰も止めることはできないのだろうか。

 この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。