立ち打撃格闘技イベント「RISE WORLD SERIES 2023 FINAL ROUOND」(16日、東京・両国国技館)で54キロ級トーナメント決勝が行われ、RISEの2階級制覇王者・田丸辰(21)がクマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(29=タイ)を下して歓喜の初優勝を果たした。
田丸は1回戦でペッシラー・ウォー・ウラチャー(タイ)に、準決勝で大崎一貴に勝ってこの日に駒を進めた。一方のクマンドーイは2020年大みそかの「RIZIN.26」で那須川天心と対戦。3R判定負けながら激闘を繰り広げ、神童に「今までやってきた中で一番蹴りが固かった」と言わしめた。今回のトーナメントでは1回戦でモハメッド・カルーア(ベルギー)を、準決勝で志朗を下してその強さをいかんなく発揮した。
試合は1ラウンド(R)から両者積極的に打ち合う。クマンドーイが右のローとミドルを放てば、サウスポーの田丸は蹴りを受けて左腕を真っ赤にしながらも下がらず攻める。すると2Rには田丸が左ストレートを顔面にヒットさせてダウンを奪うことに成功した。
試合は最後まで壮絶な打ち合いになったが、ダウンを奪った田丸が判定3―0で勝利。試合後、田丸は「本当にめちゃくちゃ苦しい試合で1Rの最後の方とか(相手の攻撃が)めちゃくちゃ効いたし…。いろんな人の思いとかもあってこの結果になったと思うので感謝しかないです」と歓喜の涙。
さらに「小さいころから格闘技のことだけに専念させてくれたお父さんだったり、お母さんだったりに感謝しかないです。いつもありがとう」と両親への思いを語る。そして「RISEのチャンピオンとして来年、もっともっと駆け上がっていこうと思うんで、僕に注目してください」と意気込み歓声を浴びた。












