NHK朝の連続テレビ小説「ブギウギ」11日放送回から俳優の水上恒司(24)が登場する。演じるのは、主人公の福来スズ子(趣里)の最愛の人、村山愛助。水上が朝ドラに出演するのはこれが初めて。

 水上は役どころについて「スズ子が最初で最後に愛した、恋した男」と紹介。「昭和の激動の時代で日本が敗戦国のコンプレックスを抱いていくっていう中で、今よりもはるかに男尊女卑がひどい文化があって。その中でも、愛助は男なんだけれどもスズ子をたてていく…時代と逆のような。今の時代に愛助とスズ子の姿を見せることに意味がある。昭和の時代になかなかない男女の形だと思います」とスズ子との関係性を説明した。

 ヒロインの趣里については「かなりタフな現場だと思うけど、イヤな顔や苦しい顔をせず、楽しんでやってます。見ていて励まされますし、背筋を伸ばさないとなって思います」と称賛。2人の現場での距離感を聞かれ、「趣里さんも役作りをされていますし、そこはあえて言葉にすることなく現場でのセッションを楽しみにしています。本当に瞬発力を必要とする現場ですし、その連続ですから、そうやって作っていってます」と、あえて役作りに関する話し合いはしていない。

 自身は福岡出身。撮影では関西弁の習得に苦労している。

「最初、台本を読んだ時点では『意外といけるんじゃないか?』って思ったんです。でも(先生から)『全然ちゃうで』って言われて」と頭をかく。先生から、さまざまな方言をミックスした「七色の方言」と評されたそうで「撮影は終盤に差し掛かってきましたけど、『今合ってる!』『今違う!』って言われてる時の何が違うのかよく分からない状態…。悪戦苦闘してます」と笑って撮影秘話を明かした。