1969年1月30日にビートルズが屋上で最後の「ルーフトップ・コンサート」を行ない、アルバム「レット・イット・ビー」でも知られる英ロンドン・メイフェアの旧アップル・コア本社が、7フロアの博物館に改装される。英BBCが11日、報じた。
「グレードⅡ指定建造物」であるサヴィル・ロウ3番地の旧アップル本社の7階建てのビルは、1968年から、70年に解散後の1972年までバンドやメンバーの本拠地として使用され、ビートルズは最後のアルバム「レット・イット・ビー」を地下室で録音している。
ポール・マッカートニーはファンにとってロンドンに公式なビートルズゆかりの地ができることを望んでいると語った。
「観光客はイギリスに来てアビーロードに行くことはできるが(ビルは)中に入ることはできない。そのため交通渋滞が発生し、運転手たちは非常にイライラする。だからこれは素晴らしいアイデアだと思ったんだ」とポールは続けた。
正式名称は「ザ・ビートルズ・アット・3サヴィル・ロウ」で、2027年に完成予定。この建物には、アルバム「レット・イット・ビー」が録音された地下スタジオの再現や、ビートルズの象徴的な屋上コンサートが行われたまさにその場所で、その感動を追体験できる機会が設けられる。
また展示スペースではファンは7フロアにわたる記念品やこれまで公開されたことのないアーカイブ資料を体験できるようになる。またビートルズの公式ライセンス商品を扱うショップも入る予定だ。
その他の詳細はまだ明らかにされていないが、ポールは会場の概略について「1階に入ると、記念品とかそういうものが置いてあるんです。それから建物を上へと進んでいくと、あちこちで起こった様々な出来事を目にすることができ、最上階に着いたら屋上に出て、ビートルズのメンバーになったつもりで遊ぶんです」と語っている。
69年1月に行われたビートルズの屋上コンサートは、ビートルズの4人が公の場で演奏する姿を人々が目にした最後の機会となった。他にもビートルズにゆかりのある場所は非常に人気が高いため、先週には地元住民を保護する目的で、ツアーガイドと観光客向けの行動規範が導入されたばかりだった。












