映画「プラダを着た悪魔」から20年を経て、今月1日に公開された続編「プラダを着た悪魔2」が絶好調だ。主演のアン・ハサウェイ(43)はその演技力と変わらぬ美貌で評価も爆上がり。一方、本人にとって、これまでの半生は波乱万丈そのものだったと英紙デイリー・メールが11日伝えた。
ハサウェイは「プリティ・プリンセス」(2001年)で映画デビューし、一躍〝ハリウッドのプリンセス〟として人気を集めた。ところが同紙によると、2010年代初頭からSNSで激しい誹謗中傷の嵐に見舞われ、〝ハサヘイト〟という造語が拡散した。その結果、ハサウェイはいくつかの映画の出演機会を失い、精神的にも苦しんだという。
ネット上では「偽物」「芝居がかった発言」などと誹謗中傷を浴び、米紙サンフランシスコ・クロニクルの世論調査では2013年の「一番嫌いなセレブ」に選ばれた。
同年にはミュージカル映画「レ・ミゼラブル」で米アカデミー賞助演女優賞を獲得するも、受賞スピーチの冒頭で語った「夢が叶った」のひと言が、視聴者から「気取っている」などと酷評された。
ハサウェイ嫌いがいつ広まったのか、正確な時期は特定できないが、同紙は「2011年のアカデミー賞授賞式で務めた司会が悪評を招いた頃から」と推測する。ハサウェイは米俳優ジェームズ・フランコと共同司会を務めたが、2人の相性の悪さと極端な〝温度差〟が批判の的になった。
フランコはデビッド・レターマンのトーク番組「レイトショー」に出演した際、同授賞式について、「アン・ハサウェイはエネルギーがありすぎて、タスマニアデビルでも彼女がハイになっていると分かると思う」とドン引きしたと発言。ハサウェイ自身ものちに、「どう転んでも勝ち目のない状況だった」とし、「着地をうまく決めるのが本当に難しい仕事だった」と振り返った。
また、クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト ライジング」でキャットウーマン役にキャスティングされた際にはDCコミックスのファンから「色気が足りない」と批判された。
そんな時期も過ぎ、いまやハサウェイの実力はアンチを黙らせている。「プラダを着た悪魔2」はすでに前作の最終世界興行収入3億2600万ドル(約513億円)を超え、2週目で4億3300万ドル(約681億円)を突破。その勢いは加速し、北米や日本でも週末興収ランキング首位をキープしている。












