15日のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」は前日に続き、ヒロインの歌手スズ子(趣里)の移籍騒動が描かれた。
大阪の梅丸少女歌劇団から東京の梅丸楽劇団にステップアップし、人気者になったスズ子。演出家の松永(新納慎也)から「日宝のショーを一緒にやりたい」とライバル社への移籍を持ちかけられたが梅丸にバレ、激高した制作部長辛島(安井順平)がスズ子軟禁を図る騒ぎに発展した。
スズ子は大阪で育った少女時代、花咲音楽学校の試験に落ち、梅丸少女歌劇団で養成所から学んでデビューした。花咲は宝塚音楽歌劇学校(現宝塚音楽学校)がモデルとみられる。そして引き抜きの手を伸ばした日宝は同系列の東宝をイメージさせる。梅丸のモデルは松竹。スズ子のモデルである「ブギの女王」笠置シヅ子は松竹楽劇団のスターとして脚光を浴び、東宝への移籍騒動があったと言われる。
折しもリアル世界では宝塚歌劇団が団員の死を巡って「いじめ」や「ハラスメント」疑惑を突きつけられ、否定するも批判が収まらない事態に陥っている。
視聴者のX(旧ツイッター)投稿では「いま思えばスズ子は宝塚落ちてよかったね」「笠置シヅ子さんが入ったのが宝塚じゃなくて良かったなNHK」「宝塚を落ちたのは幸運だった」といった反応が寄せられた。
「日宝の社長が大林さんって、まんま東宝の小林だよな」との指摘も。現阪神阪急東宝グループの祖・小林一三は阪急電鉄から宝塚、東宝など多数の企業や団体を創設している。「まんま」といえば、スズ子とコンビを組む作曲家羽鳥善一(草彅剛)も、国民栄誉賞の服部良一と語呂や字面がそっくり。そうした史実との対比でもドラマは注目されている。












