俳優・水谷豊と女優・伊藤蘭の長女で、女優の趣里(32)が17日、2023年度後期NHK朝の連続テレビ小説「ブギウギ」(来秋スタート)のヒロインに決定し、大阪市のNHK大阪放送局で行われたヒロイン発表会見に登場した。

 趣里は戦後、「ブギの女王」と呼ばれた歌手の笠置シヅ子さんをモデルにした香川生まれ大阪育ちのヒロイン・花田鈴子を演じる。

 2471人が応募したオーディションに合格し、「とてもうれしい気持ちでいます。歌、踊り、芝居と大変になると思いますが、稽古を重ねて、これまでのすべてをかけて全力で向き合って、支えてくれた方々に感謝の気持ちを忘れず恩返しできるように、そして、見てくださる方々に心がブギウギ、ズキズキ、ワクワクしていだけるような朝ドラを届けられるように全身全霊で頑張りたいと思います」と意気込んだ。

 趣里の起用について芸能関係者は「これまでのドラマでも、ちょっと変わった感じの主人公の友達役とかで活躍しているから、朝ドラのヒロインとなると、どうなるのか」と話す。

 一方で、趣里は4歳からクラシックバレエを習い英国留学もしたが、右足の剥離骨折とアキレスけん断裂でバレリーナの夢を断念。帰国後、岩松了氏の舞台に出会い「自分も表現して楽しんでもらえる夢を諦めなくていいと思った」と女優を志してきたこともあって、前出関係者は「芸能界入りした際に水谷と名乗らなかったのは、親の七光りと呼ばれるのがイヤだったからといいます。負けず嫌いな一面があるんですよ」と指摘する。

 朝ドラヒロインは長期の撮影スケジュールが待っており、趣里も大阪に移り住んで長丁場の撮影に臨むが「大阪グルメが大好きでいろんなものを食べるのが楽しみ」。

 さらに、番組関係者からオーディションで披露したノリツッコミを絶賛され、「イメージで『暗い』『怖い』と思われがちですが、どちらかといえば明るいので大丈夫です。楽しくノリツッコミしていきます」とにっこり。笠置さんの〝大阪のおばちゃんのノリ〟もクリアできそうだ。

 父の「相棒」ばりの当たり役となるか。