20日放送されたNHK連続テレビ小説「ブギウギ」の次週予告で、国民栄誉賞を受賞した作曲家・服部良一さんをモデルにした「羽鳥善一」を演じる草なぎ剛の姿が映った。

 今週から、「ブギの女王」笠置シヅ子をモデルにしたヒロイン鈴子(趣里)の成長後が描かれている同ドラマ。所属する歌劇団で賃金カットに反対する「桃色争議」騒動が起こり、事態はストライキへ。予告では、「ダァ~ダッツ ダッ!」とリズムをとるような羽鳥役・草なぎの横顔も見られた。

 服部さんは、笠置の代表曲「東京ブギウギ」のほか、戦後日本を象徴する「青い山脈」、淡谷のり子が歌う「別れのブルース」など数々の名曲を送りだした。ドラマでの羽鳥は、大阪の歌劇団から上京した鈴子の才能にほれ込み、鍛え上げて一流の歌手へと成長させていく。実際、2人は名コンビとして芸能史に名を刻み、笠置にとって服部さんは運命的な男性だった。

 朝ドラ初出演となる草なぎはキャスティング発表当時、「服部さんの楽曲を聴き、収録に臨みたいと思います。僕自身も昭和の時代を駆け抜けます!」とHNKにコメントを寄せている。

 この時期、かつてSMAPメンバーとして所属したジャニーズ事務所の社名改称が話題になり、創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害問題がまだ尾を引く。しかもこの件では、服部さんの息子も被害を訴えている。

 SNSには「なんか皮肉」「複雑な心境」といった投稿も。「元ジャニーズ」「服部さんの息子さんが…」と色メガネで見られてしまうこともあるキャスティング。「楽しみにしている」「大変結構」という素直な受け止めも多かった。