女優南野陽子(56)の〝不肖の夫〟の犯行の一端が見えてきた。業務上横領容疑で逮捕された南野の夫で団体職員金田充史(かねだあつし=52)、静岡市の社会福祉法人前理事長迫丸卓哉(43)両容疑者は手慣れた様子でソッコーで着服していた。

 2人は共謀して昨年10月26日、同法人の口座から別会社の口座に1500万円を送金して横領したとして21日、静岡県警に逮捕された。ポイントは迫丸容疑者が犯行当時、同法人の理事長だったことだ。捜査関係者の話。

「この法人では昨年10月1日付で男性理事長が理事長を辞任し、迫丸容疑者が同日に理事長に着任しています。犯行はその25日後の26日。金田、迫丸両容疑者はたった3週間ほどで法人の資金に不正に手を出したわけです」

 迫丸容疑者は今年3月、理事長を辞任した。この人事と横領との関連はまだ明らかになっていない。

 静岡市によると、市は昨年末から今年8月にかけ、同法人に対する特別監査を5回実施。改善勧告を2回出した。この監査の中で使途不明金があることが発覚。市は11月、業務上横領容疑で迫丸容疑者を県警に告発していた。

 県警は被害総額が数千万円に上るとみている。

「両容疑者は大学時代の先輩後輩の間柄だった。着服において手慣れた感があり、捜査当局は余罪を洗っています。他県の別法人で迫丸容疑者は理事長、金田容疑者は理事を務めているからです」(前出関係者)

 金田容疑者は今回、被害に遭った法人で「会長」を名乗っていた。

 金田容疑者の経歴も明らかになってきた。

「大学卒業後、新卒で大手ハウスメーカーに就職。10年ほど勤めた後、運送業の代表に就きます。2011年に南野さんと結婚後、複数の法人で理事を歴任。大手ハウスメーカーを退社した後、手広く事業を手がけて急に羽振りが良くなりましたが、実際の事業実態は不明です」(知人)

 南野と結婚後は複数の週刊誌で金銭、女性、暴力問題をそれぞれ報じられてきた。

 南野は夫の犯行をどこまで知っていたのか…。