就任1年目で町田をJ1昇格に導いた黒田剛監督(53)が、チームをまとめる〝求心術〟を明かした。

 SmartHR主催「WORK DESIGN AWARD 2023」授賞式が、23日に都内で行われ、黒田監督は「PERSON」部門賞を受賞した。

 青森山田高からJリーグの指導者へ異例の転身。1年目での躍進の裏には、教育者としての経験が生きていた。「教員としての30年で日々、子供たちを導くために、言葉をうまく使うことを心がけていた。それがプロでもうまく活用ができて、強い組織、負けないチームを作ることができた」

 指導する対象は、高校生からプロへと変わった。「(高校では)思ったことを100%選手たちに伝えて、落とし込んでいくのがベースになっていたけど、プロでは少し違う。しっかりと彼らに寄り添う気持ちを持って、1年間やってきたのが、すごく良かったと思う」と柔軟な接し方で、選手からの支持を得た。

 来季の目標については「首位と言いたいけど、そんなに甘い世界ではない。やるからには、トップを目指す気持ちで戦いたいし、そのための準備を抜け目なくやって、上位を目指したい」。J1でも旋風を巻き起こせるか注目だ。