J2町田が29日、本拠地のGIONスタジアムで7月9日に開催予定だった明治安田生命J2リーグ第25節の東京V戦を、国立競技場で行うと発表した。

 町田は今季から高校サッカー界の名将として知られる黒田剛監督が就任し、開幕から絶好調で、現在は首位を独走。来季のJ1昇格へ大きな期待が高まっている。

 全国的な注目度の高まりを背景に、同じく上位の東京Vと激突する〝東京ダービー〟を聖地国立で開催することになった。新国立競技場でのJ2開催は初の〝快挙〟で大きな話題を集めそうだ。

 町田の藤田晋代表取締役社長兼CEOはクラブを通じて「FC町田ゼルビアは、今シーズンからより一層スピードアップ・スケールアップさせた経営を行ってきました。この度の国立開催によって、より多くの人に注目してもらい、町田にお住まいの地元のファンが誇りにできる、ゼルビアにとっては歴史的な一試合にしたいと思っています。どうぞ皆さま国立競技場にお集まりください。お待ちしてます!」とコメントした。

 首都ダービーの国立開催は大きな注目を集めそうだ。