【取材の裏側 現場ノート】スペイン1部レアル・ソシエダードで覚醒した日本代表MF久保建英(22)に〝定番〟のゴールパフォーマンスが求められている。
リーグの月間MVPに選出されるなどスペインでも注目選手の一人となった。そんな久保について、ある選手代理人は「世界に名前が知られるようになったし、スター候補といえるんじゃないか」としながらも「だけどまだスーパースターではない。何かインパクトがほしい。例えばカズダンスみたいなパフォーマンスとか」と語った。
カズこと元日本代表FW三浦知良(56=オリベイレンセ)が披露する「カズダンス」はサッカーに詳しくない方でもご存じのゴールパフォーマンス。このダンスを見るために、スタジアムに多くの観客が訪れるとともに、多くの選手やタレントがマネするほどでカズの〝代名詞〟でもある。
久保はJ1FC東京時代の2019年5月、磐田戦で得点を決め、お笑いコンビ「チョコレートプラネット」のTT兄弟を披露。21年7月には、東京五輪サッカー男子の南アフリカ戦で3戦連続ゴールをマークすると、両手で「K」の字をつくり、友人のMF山田康太(24=柏)の「康太」を表現したこともある。さらに今年9月のビルバオ戦で得点すると、突き出したお尻を左右に振るコミカルなダンスを披露し、世界で注目を集めた。
まだ定番となっているものはないが、今季はゴールを量産しているように、今後もパフォーマンスを披露する機会は多くある。在京民放局のスポーツ担当も「久保のパフォーマンス? 見たいです。サッカー人気はいまひとつだし、注目するキッカケになるかも」と期待した。
昨年のカタールW杯で大きな話題を集めたものの、今年は野球のWBC、バスケットボールW杯、ラグビーW杯など、他競技の活躍でサッカーへの注目度は低下した。日本サッカーの顔となった久保がゴール&パフォーマンスで存在感を示してほしいところ。それがスーパースターへの第一歩になるはずだ。
(サッカー担当・三浦憲太郎)












