長年にわたって議論されてきた「史上最高選手(GOAT)」の論争がついに決着したと、英紙「デーリー・スター」が報じた。

 サッカー界では、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(36=インテル・マイアミ)とポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(38=アルナスル)の2人について「どちらが史上最高か」という論争が各メディアで活発に行われていた。特に個人のゴール数や母国代表やクラブでのタイトル数など、2人に優劣を付けるため、さまざまな角度から意見が飛び交っていたが、同紙は「議論に終止符が打たれた」と指摘した。

 昨年のカタールW杯で母国の世界制覇に貢献したメッシは30日(日本時間31日)にサッカー専門誌「フランスフットボール」が選定する最優秀選手賞「バロンドール」を受賞。2021年以来の受賞で史上最多を更新する通算8度目の栄冠に輝いた。対するC・ロナウドは過去に同賞を5度受賞しているものの、今季は03年以来初めて最終候補にもノミネートされなかった。

 同紙は「C・ロナウドはノミネートを逃し、表彰式を欠席した」とした一方で「メッシは史上最高の選手として独り立ちする」と報道。今回のバロンドール獲得で、2人の世界的ストライカーの間に決定的な差がついたというわけだ。メッシは「もう一度、ここに戻れるなんてうれしい」などと語っていたが、ようやく名実ともに「世界ナンバーワン」になったといえそうだ。