格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 6」(1日、愛知・ドルフィンズアリーナ)で、大相撲の元幕内貴源治こと貴賢神(26)が荒東〝怪獣キラー〟英貴(35)戦でスタミナ切れを起こし完敗。総合格闘技デビュー3連敗となった。

 1ラウンド(R)は貴賢神がペースを握った。パンチを顔面、ボディーと打ち分け、カーフキックも放つなど打撃の成長を見せて距離を制し、R終盤には強烈なストレートで尻もちをつかせることに成功。そこへ上から追撃のパンチとエルボーを振り下ろしKO寸前まで追い込んだ。

 しかしこれでスタミナを消耗してしまったか、2Rは疲労があらわに。そこを前に出てくる荒東に追い込まれ、一方的にパンチを食らう。「ABEMA PPV」で生中継していた解説陣からも「やだなー、こんなに来られると…」とため息がこぼれたほど執拗に追いかけられ、これをいやがり背中を見せるとさらに追撃されて〝フルボッコ〟状態で動けなくなったため、レフェリーに試合を止められて2R4分55秒TKO負けが告げられた。

勝利した荒東”怪獣キラー”英貴と敗れた貴賢神
勝利した荒東”怪獣キラー”英貴と敗れた貴賢神

 試合後は「勝ったよ。俺が本物じゃい! 貴賢神選手つよなってたよ。でもいろいろ言うてたけど、俺が本物じゃい!」と歓喜するMMA10連勝の荒東をよそに、3連敗の貴賢神はガックリ肩を落としてヒザをつくばかり。その後インタビュールームに無念そうに姿を見せた貴賢神は「悔しいです。1Rの最後で決まったと思っちゃいましたね。出し切っちゃいましたね。力も全て。1R最後の右ストレートが入って、グラっと揺らいだのが感触的に伝わって、スタミナというか力を出し切ってしまったというところです」と振り返る。さらに「今までの2試合を考えたら冷静に相手も見えていたんですけど、限界を超えた練習やトレーニングが必要かと思います」と課題の見えたスタミナの強化を誓った。