中国・武漢で20日に行われたアジアチャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグJ組初戦の武漢―浦和戦で、武漢サポーターがスタジアム周辺で日本の国旗を燃やした上で投げ捨てる動画が拡散していることに、中国でも批判が殺到している。

 この試合では、武漢サポーターが次々と騒動を起こし、福島第一原発の処理水放出をやゆして「海が泣いている」と書かれた横断幕を掲げたり、日本から駆けつけた浦和サポーターに向けて「バカ!」コールを浴びせた。中でも問題視されているのが、スタジアム外での出来事だ。

 武漢のユニホームを身にまとったサポーター集団が日の丸を燃やし、投げ捨てて喜ぶ様子の動画がSNS上で拡散。台湾メディアなどが処理水放出への抗議との見解を示すなど大きな波紋が広がっている。

 この行動は中国でも物議を醸しており、現地ファンも行き過ぎた行動だと批判。中国版「X」(旧ツイッター)の「微博」では「若者が路上で日の丸を燃やし、周囲の観衆が熱狂的な声援を送る場面などが、日本のメディアでも報道された。武漢の人々はこのようなことをしてはならない。わずか3年前、武漢が最も困難な時期にあったとき、日本中の誰もが助けようと最善を尽くした」「また反省しなければならない人たちがいるのを見て、本当に吐きたくなるほどだ」と日本国旗を燃やす暴挙には非難の声が上がっている。

 対戦国の国旗を燃やすという異例の愚行は、サッカー界で大きな問題に発展しそうだ。