レスリングの世界選手権女子50キロ級優勝でパリ五輪代表に内定した東京五輪金メダルの須崎優衣(24=キッツ)が24日、成田空港に帰国した。

 大会前に右ヒザを負傷した影響で、スパーリングもできないまま大会を迎えただけに「初めての経験で、正直すごい不安だった」と本音を明かした。それでも勝てたことで「たくさんの方に支えられて、頑張ることができた。苦しい3週間だったけど、ここで五輪の代表を決めることができて、今後の自分のレスリング人生において、大きな自信になった」と収穫を口にした。

 この優勝はリベンジの意味もあった。2019年の全日本選手権ではプレーオフで敗れ、同年の世界選手権の出場を逃した経緯があるだけに「東京五輪で金メダルを獲得しても、あの悔しさは忘れられなかった。だからこそ、なんとしても世界チャンピオンになって、今回一発で決めたいという執念があった」と納得の表情を浮かべた。

 期待される五輪連覇へ向けては「まずはしっかり(ケガを)治して、パリに向けて最高の形で始動できるようにしていきたい」と先を見据えた。