【病院通いになる前に健康寿命をのばす!プレメディカルケア】

 スポーツトレーナー・永井正彦氏による健康アドバイス。実際の事例をもとに、解説します。

【お悩み】日中よく眠くなってしまいます。目を覚ますためにはどうしたらいいでしょうか?(40代女性)

【アドバイス】筋トレ、特に腕立て伏せに即効性があります。

【解説】小学生の息子と娘がいる主婦の方。日中に買い物をしたり、できれば本も読みたいけれど、どうしても眠くなってついウトウトしてしまうとのことでした。

 眠くなってしまう要因は、体をリラックスさせる副交感神経が優位な状態にあるためです。目を覚ますためには、交感神経を活性化する必要があるので、朝起きたら、下半身から上半身にかけて、ストレッチ動作を順にやっていくことをすすめました。

 具体的には上半身を起こし、ヒザを抱えてから長座。立ち上がったらアキレス腱を伸ばし、足首を持って前足のストレッチ。前屈したり、肩を回すなどして、背中を伸ばす。特に背中の血流が滞っていると、だるさの要因になるので、背中は重点的に行ってください。下半身から上半身にかけてストレッチしていくことで、血流も下から上にゆっくり循環していくので、頭も冴えてきます。

 ポイントはひとつのストレッチを8秒以内で終えることです。15秒以上行うと交感神経ではなく、副交感神経が優位になり、逆にリラックス効果につながってしまうので注意してください。

 昼ごはんや晩ごはんを食べた後、急激に眠くなった時に手っ取り早く目を覚ますには、筋トレです。特に腕立て伏せが有効で、胸筋を動かすと肺活量も上がるので、5回ほど行うだけで一気に目を覚ますことができます。眠気を振り払いたい受験生や資格試験の勉強をしているみなさんもぜひ試してみてください。