エンゼルスの大谷翔平投手(29)の右ヒジ手術から一夜明けた20日(日本時間21日)も米メディアの関心は高い。非公表の術式とともに今オフのFA交渉に与える影響を分析している。
大谷は19日(同20日)にロサンゼルス市内の病院で右ヒジの手術を受け、自身のインスタグラムに「成功した」と投稿した。執刀したニール・エラトロッシュ医師によると2024年の開幕は打者として出場し、25年は投手としても復帰の見込みだという。
25年に投打二刀流の復活はFA交渉にどんな影響を与えるのか。米ヤフースポーツは「大谷は2021年にMVPに輝いて以来、スポーツ界で最も価値があり、最も市場価値のある選手となっているが2度目の靱帯断裂で手術を受けてFAになった場合、ほとんどの投手はオファーが大幅に減る。大谷の打者としての才能は明らかにそれをいくらか軽減する上、人によっては彼のマウンド上での価値は、彼の中心的な価値ではなく、ボーナスと捉える人もいるかもしれない」と解説するとこう続けた。
「エラトロッシュ医師が大谷のヒジにどんな処置を行ったかは非常に重要である。特に各球団の医療チームが、大谷に数億ドルを与えるべきかどうか大きな発言権を持っているとされるからだ」
CBSスポーツ(電子版)は「大谷にとって、手術はこれ以上にないほど最悪なタイミングに行われた。大谷はそれでも記録的な契約を獲得するだろうが、ヒジの手術により市場が複雑になっている。彼は来シーズンは投げることはないが、打者として正確にいつ復帰するのだろうか? 球団らは大谷が投手として復帰することにどれだけ賭けるだろうか? 我々は向こう数週間から数か月以内に知ることになるだろう」と指摘した。
米全国紙USAトゥデー(電子版)は「FAを迎える選手への契約金が増大するにつれ、球団、代理人、選手らは医療処置の内容についてますます慎重(保守的)になっている。レンジャーズのエース、ジェイコブ・デグロムは5年総額1億8500万ドル(約274億円)の契約の2か月後に(負傷で)離脱し、6月に2度目のヒジの大手術を受けたが、球団はそれが2度目のトミー・ジョン手術だったのか、それとも内部固定具の手術だったのかは明かしていない」と伝えた。
契約は史上最高額の5億ドル(約741億円)が最低ラインとされている。右ヒジ手術がどう影響するのか、MLB関係者、各球団に加えて多くの選手と代理人、日米の野球ファンが注目している。











