2024年パリ五輪予選を兼ねたレスリングの世界選手権2日目(17日、セルビア・ベオグラード)、男子フリースタイルが行われ、57キロ級で2016年リオデジャネイロ五輪銀メダルの樋口黎(27=ミキハウス)が決勝進出。3位以内が確定し、日本協会の基準を満たしたことでパリ五輪代表に決まった。

 昨年4月のアジア選手権、同9月の世界選手権は非五輪階級の61キロ級で金メダルを獲得。「自分のパワーや技術が世界一だと証明できた」と手応えをつかんだ。一方で減量については「いかに試合でベストパフォーマンスを出すために、自分が持っている力や技術を57(キロ級)に〝最適化〟して落とし込めるか。日々の食生活や筋肉量、体脂肪をコントロールしてやっていくことが重要」と試行錯誤を繰り返してきた。

 そんな中で迎えた大事な一戦は初戦から4連勝。1つ目の壁を乗り越え、レスリングでは男女を通じて内定第1号となった。しかし、見据えるは世界の頂点。決勝戦も勝利を収め、大きな弾みをつけたいところだ。

 また、74キロ級の高谷大地(28=自衛隊)は準々決勝で米国選手に敗れ、敗者復活戦に回った。