レスリング男子65キロ級で東京五輪金メダルの乙黒拓斗(24=自衛隊)が、万全の状態でパリへの切符をつかむ。
男子フリースタイル代表は8日、都内で行っている強化合宿を公開。乙黒は4年ぶりに出場する世界選手権(16日開幕、セルビア)に向け、「楽しみですね。あんまり海外の試合には出ていないので、自分の情報はあまり外には出ていない。どれだけやれるか楽しみです」と静かに闘志を燃やす。
6月の明治杯全日本選抜選手権で、以前から痛めていた右足甲の状態が悪化。準決勝後には、コーチに背負われながらマットを後にする場面もあった。「徐々にケガの状況もよくなっている。スパーリングもできるぐらいまで回復しているので、そこは問題ないです」と明かした。
五輪2連覇を目指す乙黒にとって、メダル獲得でパリ五輪の代表が内定する今大会は重要な位置づけだ。「前回大会の予選の時は、だいぶあせっている印象があった。だけど今は、全てを経験していて特にあせっていないし、冷静に練習ができている」。視界は良好だ。












