立ち技打撃格闘技イベント「RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round」(26日、東京・大田区総合体育館)での54キロ級トーナメント準決勝で、RISE世界バンタム級王者の志朗(30)がクマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(タイ)にまさかの敗北を喫した。

 2020年大みそかに那須川天心と対戦したクマンドーイは、結果は敗れたものの、タフさと重い蹴りで判定まで持ち込んだ強豪だ。そんな難敵を相手に序盤から攻め込んだ志朗だが、その攻撃力に苦しめられた。2ラウンドを迎えると、左ミドルを受け続けた右腕が真っ赤に変色。さらに中盤には右ローキックにカウンターの右ストレートを合わせられてダウンを喫した。

 志朗は逆転を狙ってさらに圧力をかけたが、左右のミドルキックを的確に返されて有効打を放てず。判定0―3と無念の結果となった。

 試合後、志朗はこの日の出場選手の中で唯一コメントスペースに姿を見せず。優勝本命と目されながらまさかの準決勝敗退で、失意のままコメントを残さず会場を後にした。

 一方、勝ったクマンドーイは「参戦させていただきありがとうございます」と関係者へ感謝の言葉。「決勝はもっと頑張りますので、応援をよろしくお願いします」と微笑んだ。

 これによりクマンドーイは12月16日の東京・両国国技館大会で行われる決勝戦に進出。この日のもう1試合の準決勝で大崎一貴に勝った田丸辰と頂点をかけて戦うことになった。