女子プロレス「シードリング」25日の後楽園大会で、元WWEのSareee(27)が、中島安里紗を破りビヨンドザシーシングル王座の初戴冠を果たした。
5月の日本マット復帰から初のタイトル挑戦となったSareeeだが、試合は序盤から中島にペースを握られる。エルボーや蹴りを顔面に入れられ、さらにマフラーホールドなどで右脚を痛めつけられた。だが、ロープを使ったアームブリーカーで動きを止めると、ここから右腕に攻撃を集中してペースをつかみ返し、鎌固めの体勢から腕を締め上げるなど攻め込んだ。
その後、顔面を張り合うなど一進一退の攻防で、場外でも激しい戦いを繰り広げた。だが、ともに譲らず残り5分とアナウンスされ、30分時間切れ引き分けもちらつきはじめた中、Sareeeは裏投げ5連発でとどめを刺しにかかる。中島からはこれもカウント2で返され、最後の反撃を受けた。それでもSareeeは残り3分となったところで強烈な頭突きを放ち、相手の動きを止めてからリストクラッチ式裏投げで叩きつけて3カウントを奪った。
激闘を制し、笑顔で白いベルトを腰に巻いたSareeeは座り込む対戦相手に視線を送ると「中島さん、あなただったから女子プロレスの強さを象徴するような戦いができたと思います」と感謝の言葉。続けて「あなたは正真正銘、強さの象徴。だけど私が勝ったんだよ。だから今日からSareeeが女子プロレス界の強さの象徴だ! このベルトを輝かせる。いろんな景色を見せていくから安心しておけ」と勝ち誇った。
そして観客席を見回し「これからもこの女子プロレス界をもっと盛り上げていきたいし、私の思うプロレス道を歩んでいきたいと思います」と決意表明し、拍手を浴びた。












