国民民主党の代表選挙(21日告示、9月2日投開票)に立候補した玉木雄一郎代表が17日、国会内で本紙を含めたスポーツ紙5紙の共同インタビューに応じた。

 同代表選は前原誠司代表代行との一騎打ちとなった。玉木氏は代表選に賭ける意気込みと前原氏について「2つの思いがあります」と語った。

「国民民主党は今の日本の政治に必要です。これだけコロナとかロシアのウクライナ侵攻とか想像しなかったことが起こる中で、だからこそ〝作ろう新しい答え、対決より解決〟を掲げた国民民主党が必要なんだという思いですね、もっとこの党を強く大きくしていきたい。2つ目はようやく30年ぶりの賃上げが実現しつつある。これが持続的な賃上げにつなげられるかどうかはこれから半年、1年の経済政策が重要です。前原さんは金融は引き締めた方がいい、積極財政は無責任だと言うがここは政策の違い。私は30年、実現できなかった持続的な賃上げをぜひ実現したい」

 本紙は玉木氏にエンゼルスで活躍する大谷翔平選手をどう見ているのか聞いた。

「(大谷選手は)大リーグ養成ギプスつけなくても大リーグで活躍できるんだなと。私は(漫画『巨人の星』の)星飛雄馬世代。(父親の)星一徹に鍛えられて、今ならパワハラや幼児虐待じゃないかと言われることをしなくても、大リーグで活躍できるのは〝スポ根世代〟からすると、スポ根じゃダメだなと」と前置きして「日本人の潜在能力の高さを現してくれていると思います。野球の分野で世界を取れるならば、ほかのあらゆる分野で大谷翔平さんは可能です。我々は甦ることができるし、まだまだ隠れた能力がすべての分野に眠っていますから、あらゆる分野で第2、第3の大谷翔平が出てくれれば、日本と日本人はもっと尊敬できる国や人になれる、そういう確信を与えてくれているのが、大谷翔平さんですね」

 もし玉木氏が総理大臣だったならば、大谷に国民栄誉賞を与えるかについてはこう力を込めてこう答えた。

「国民栄誉賞じゃ足りないじゃないですかね。〝ビヨンド国民栄誉賞〟みたいな、大谷選手専用のものを作ったほうがいいってぐらいすごい(活躍)ですよ。ベーブルースを上回るというか、大リーグの歴史の中でも〝二刀流〟で、世界トップクラスってないじゃないですか。国民栄誉賞じゃなくて、世界市民栄誉賞みたいなものを、世界が大谷さんの偉業をたたえる賞がいるんじゃないですかね」と玉木氏は語った。