女子プロレス「スターダム」の林下詩美(24)が、極悪殺法をのみ込む。13日の大阪大会で岩谷麻優(30)の持つIWGP女子王座に挑戦するも惨敗。15日の「5★STAR GP」ブルースターズ公式戦(後楽園)ではAZM(20)との同門対決で敗れた。このところ波に乗れない詩美は〝極悪女王〟ダンプ松本(62)との異色対決(19日、東京・大田区総合体育館)で負の連鎖を断ち切る構えだ。
詩美がもがき苦しんでいる。同じ「クイーンズ・クエスト」に所属するAZMとの一騎打ちは、あずみ寿司で丸め込まれて3カウントを献上。「AZMさんの引き出しが多すぎた。悔しい。強者揃いだから、ここで落とした2点は痛い」と唇をかみ締めた。
2日前には王者・岩谷に挑戦したIWGP女子王座戦でも結果を残せず「まだまだ岩谷麻優には遠い。でも、私は絶対にあきらめない。あのベルトへの思いはより強くなったし、岩谷から絶対にベルトを取りたい」と気持ちを高めていた矢先のシングル2連敗となった。
公式戦は6試合残っており、早期の立て直しが急務な状況。そこで再起の舞台に指定したのが、19日の大田区大会だ。リーグ戦の最中に開催される同大会にはレジェンドが多数集結し、詩美は井上京子、AZM、天咲光由と組み「極悪同盟」と「大江戸隊」が合体したダンプ&ZAP&刀羅ナツコ&琉悪夏と激突する。
詩美は「ここで私がレジェンドを倒して、リーグ戦にも弾みをつけたい」ときっぱり。標的に定めるのが、凶器を持って暴れ回るダンプだ。「全女(全日本女子プロレス)時代の皆さまに、令和の女子プロレスがどんなに頼もしいかを勝って見せつけてやりたいと思います。どんな凶器でもかかって来い!」と威勢よく言い放った。
7月の米国遠征で65キロの詩美は90キロを超える選手とも戦ったそうで、体重差のある選手への対策もしてきたという。「アメリカでもデカい人と戦ってぶん投げてきたので、レジェンド2人もぶん投げるくらいの勢いで挑みます」と96キロとされるダンプへ宣戦布告した。
また、ダンプといえば1985年8月にカリスマ的人気を集めた長与千種との敗者髪切りマッチ(大阪)で長与を丸坊主にするなど、女子プロ界に数々の伝説を残してきた存在。レジェンドとの対戦を経て、さらなる進化を狙う詩美は「ダンプさんには私の歴史の一部になってもらう。そしてスターダムを女子プロレスの全盛期だったころを超える盛り上がりにしてみせます!」と誓った。
注目の初遭遇はどんな結末を迎えるのか。













