〝名門〟明大ラグビー部出身で世界最大のプロレス団体・米WWEでも活躍したKENSOこと鈴木健三氏(49)が、15日のW杯メンバー発表を受けてフランカーの福井翔大(23=埼玉)に注目した。

 鈴木氏は「福井選手の選出には時代を感じました。彼は東福岡高から大学に行かず、直接パナソニック(現埼玉)とプロ契約をしました。大学ラグビーに憧れてラグビーをするという今までの考え方が、少しずつ変わってきていて、プロ野球のようにプロを目指す高校ラガーマンが今後増えてきそうです」と指摘した。

 今回のメンバーには入っていないが、ケガの回復次第でW杯行きの可能性もあるディアンズも流経大柏高から東芝(現BL東京)入り。このような流れには「早くプロになりたいという子が出てくるということは、強化につながると思います」と期待。福井が活躍すれば、日本ラグビー界の明るい未来につながるわけだ。

 タックルに関するルール変更も、気になるトピックの一つだ。鈴木氏は「ワールドラグビーがタックルに対する規制を厳しくして、相撲の立ち合いのようなタックルでも、危険なタックルとなります。これはW杯でも相当数の反則が出てくるでしょうし、試合の結果を左右することも考えられます」。タックル対策を重要課題に挙げた。

 最後に母校から唯一の選出となったSH福田健太(26=トヨタ)には「前への魂で(明大伝統の)北島ラグビーを体現してこいと言いたいですね」とゲキを飛ばした。