カーリング女子で五輪2大会連続メダリストの藤沢五月(32=ロコ・ソラーレ)が、ボディメイクコンテスト「MOLA CUP」(茨城・水戸市)で鍛え上げられた肉体美を披露し、韓国で賛辞の声が相次いでいる。

 藤沢の突然の〝マッチョ化〟は日本のみならずファンの多い韓国でも大きな話題となっている。そうした中で韓国紙「文化日報」は、現役の日本代表選手である藤沢が多競技に挑戦できた背景を深堀りした。

「日本はアジア諸国の中で、生活体育を基盤とした専門体育システムを最も安定的に構築している国だ。カーリング日本代表の藤沢が引退せずにボディビル大会に挑戦できた背景には、学生時代から部活を中心に構築した生活体育システムの基盤で、選手たちが運動できる日本スポーツ界の特性につながっている」と持論を展開。

 さらに「選手たちに強度の高いトレーニングをさせ、主要大会でメダルを取るために運動をさせる〝エリート体育〟と日常と運動を並行する〝生活体育〟を適切に並行している」と日本スポーツ界特有のシステムを称賛した。

「藤沢は普段、保険会社で働き、大きい大会が近づくと集中的な練習を通じて代表選手として活躍する。これは、生活体育が活発だからだ。藤沢以外にも、他のカーリングチームのメンバーもそれぞれ職場がある」と具体的な状況を説明しながら、韓国とは異なる日本の事情を指摘した。

 その上で「韓国にも藤沢選手のようにさまざまな挑戦をして、人生の形を持った代表選手が出てくる日を思い描いてみたい」と日本スポーツ界の現状に羨望のまなざしを送った。

 藤沢の挑戦は、日韓スポーツ界の比較論にまで発展して論争を呼んでいるようだ。