〝立場逆転〟だ。大相撲名古屋場所7日目(15日、愛知県体育館)、元大関の幕内朝乃山(29=高砂)が大関とりに挑む関脇豊昇龍(24=立浪)に3敗目を喫し、優勝争いから大きく後退した。豊昇龍に右上手を許すと、最後は豪快に投げ捨てられた。
朝乃山が大関だった一昨年夏場所の初対戦では、豊昇龍(当時は平幕)の内掛けに屈して黒星。2年ぶりの対戦で再び敗れた取組後は「相手は右(上手)を取ったら強い。警戒していたけど、その形にさせてしまった」と唇をかんだ。
上位総当たりの番付となった今場所で、この日は初めて役力士が相手。「新たなチャレンジャーの気持ちで土俵に上がった。今日も声援が力になった。いい相撲を取って勝ちたかったけど、ダメだった。あっち(豊昇龍)にも番付の意地があると思う」と肩を落とした。
8日目(16日)は、同じく大関とりがかかる関脇大栄翔(29=追手風)との顔合わせ。先場所の対戦では完敗を喫している。朝乃山自身も大関復帰を目指しているだけに、負けられないところだが…。果たして、どうなるか。












