【取材の裏側 現場ノート】バスケットボール男子の八村塁(25)が、NBAの名門レイカーズと再契約した。現地では、3年総額5100万ドル(約73億4000万円)と報じられている。

 今季は2019年にドラフト1巡目(全体9位)でウィザーズに指名されNBAキャリアをスタートさせてから4年目。ルーキー契約の最終年は1月の移籍後、プレーオフ西カンファレンス決勝進出に貢献。評価を上げて5年目となる来季もバスケ選手やファン憧れのパープル&ゴールドのユニホームに身を包んでの奮闘が期待される。

 ファイナル制覇を目指すチームで、どんな役割を担っていくのだろうか。スーパースターとして君臨する〝キング〟レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスに、八村と同じくレイカーズと再契約したオースティン・リーブスを加えたラインアップで、先発を務める可能性は十分。チームが八村の先発方針を固めていると報じる現地メディアもあった。

 その一方で、レイカーズ移籍後、主にベンチスタートでオールラウンダーぶりを発揮してきたことで、NBAで重視されるシックスマン(第6の男)適性も証明。米メディア「スポーツ・イラストレイテッド」は「(今季は)ロサンゼルスのシックスマンの役割にうまくフィットした」。また同「レブロンワイヤー」は「ジェームズに従うことなく自由にオフェンスできるシックスマンの方がいいという意見もあるだろう」と指摘した。

 それぞれタイプは違うが、〝第6の男〟には、歴代最多タイ3度のシックスマン賞に輝いたジャマール・クロフォード氏やトリッキープレーで知られる〝変態〟マヌ・ジノビリ氏ら個性派揃い。八村は、そんな系譜に入っていくのか、それとも正統派の活躍を見せるのか。NBA選手として、どんな個性を発揮していくか注目していきたい。