新日本プロレスの米国ブランド「NJPW STRONG」5日後楽園ホール大会で、エル・デスペラードがジョン・モクスリー(37)との壮絶な「FINAL DEATH」の末に敗北を喫した。

 反則裁定なしのノーDQ戦として行われた一戦は、戦前の予想通り流血戦となった。フォーク攻撃で顔面から流血したデスペラードは、有刺鉄線ボードに叩きつけられると、ギターショットで頭部にも大ダメージを負った。それでもモクスリーに有刺鉄線ボード攻撃をお返しすると、イスで容赦なく殴りつけ、フロッグスプラッシュを投下する。

 互いに譲らない両雄は、有刺鉄線を拳に巻きつけて殴り合い。さらにデスペラードは竹串を取り出すと、半分をモクスリーに渡して互いの頭部に刺し合い、激しいエルボー合戦を展開した。もはや正気の沙汰ではない。

 必殺のピンチェ・ロコを決めても3カウントを奪えないデスペラードは、垂直落下式リバースタイガードライバーから2発目のピンチェ・ロコを狙う。切り返されデスライダーを浴びてしまったが、こちらもカウント2で返してみせた。

 さらにカーブストンプで踏みつけられながらも、デスペラードは驚異の精神力で中指を立てながら立ち上がる。しかし強烈なラリアートでなぎ倒されると、最後は高角度デスライダーでついに沈められてしまった。

 昨年7月の米ナッシュビル大会の雪辱はならず、壮絶な返り討ちにあった。それでもデスペラードは「悔しい! クソッ! まだだ。『FINAL DEATH』…前にも言ったな。俺はデスマッチじゃ死なねえぞ。(俺は)しつこいぞ、モクスリー。勝つまでやってやるからな」と、再戦を誓っていた。