2026年北中米W杯に向けて〝新ワンダーボーイ〟が出現だ。
タイで開催されたU―17アジアカップで優勝を果たしたU―17日本代表が3日に帰国し、羽田空港で取材に応じた。
決勝で宿敵韓国を3―0で撃破した圧倒的な強さは大きな脚光を浴びたが、特に世界から注目を集めたのが得点王と大会MVPをダブル受賞したエースFW名和田我空(なわた・がく=16、神村学園)だ。今大会で決勝の2得点を含む5得点を量産。10年大会のMF南野拓実(モナコ)らに並び、16年大会のMF久保建英(レアル・ソシエダード)の4得点を上回る快記録となった。
その名和田は「得点王は狙っていた。決勝の活躍でMVPはもらったと思う。準備を怠らずやってきたので報われた」と胸を張る。抜群の決定力にスピード、技術も兼ね備えた才能あふれるストライカーが、歴代の代表エースに匹敵する成績を国際舞台で残したことで、今後期待されるのがA代表へのサプライズ抜てきだ。
20歳の年に迎える3年後の北中米W杯に向けては名和田も「目標としているところはそこ。A代表というのは目標にしている。U―17に満足せずやっていかないと」と堂々宣言。世界の強豪国を見渡せば10代でW杯に出場する選手は決して珍しくないだけに、あくまでも直近の夢舞台を狙っていく覚悟だ。
大抜てきの可能性は十分にある。A代表を指揮する森保一監督はW杯を見据えて若手登用に積極的。20歳前の選手の招集について「私はもう1サイクル、若い世代に変えていかなければいけないと思っている。もっともっと自然に候補として入ってきてもいい」と意欲を示している。すい星のごとく出現した新たな至宝に期待が高まる。












