スペイン1部レアル・マドリードは今夏にフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)の同国代表FWキリアン・エムバペ(24)を獲得できないようだ。

 PSGは契約延長を拒否したエムバペのフリー移籍を阻止するため、今夏にも他クラブに売却する方針で、Rマドリード入りが最有力とされている。しかし、スペイン紙「マルカ」によると、Rマドリードに所属するDFフェルラン・メンディ(28)らの代理人を務めているイバン・ルメ氏がフランス「RMC」のラジオ番組に出演し、今夏の〝白い巨人〟入りを否定したという。

 同氏は「Rマドリードは移籍金を支払う資金がないクラブだ」と指摘した上で「エムバペの年俸4000万ユーロ(約62億8000万円)と年間ボーナス3000万ユーロ(約46億8000万円)も支払えない。彼は7000万ユーロ(約109億2000万円)~7500万ユーロ(約117億円)の純収入があり(退団したフランス代表FW)カリム・ベンゼマは1300万ユーロ(約20億3000万円)だ。そのことを考慮しないといけない」と伝えた。

 PSGはエムバペの移籍金を2億ユーロ(約312億円)+ボーナス5000万ユーロ(約78億円)に設定したと報じられている。Rマドリードはすでにドイツ1部ドルトムントから獲得したイングランド代表MFジュード・ベリンガム(19)の移籍金で1億300万ユーロ(約160億7000万円)を使っており、新たな巨額資金をねん出するのは困難と指摘していた。