立憲民主党の岡田克也幹事長は20日に国会内で開いた会見で、同党の小沢一郎氏らが設立した「野党候補の一本化で政権交代を実現する有志の会」の動きなどについて言及した。

 小沢氏らは泉健太代表を中心とした執行部に対して、次期衆院選で野党候補の一本化を要求。賛同者はこれまでに立憲衆院議員53名が名前を連ねている。

 一方、国民民主党の玉木雄一郎代表は、小沢氏らが野党一本化を求めていることに対し「ほかの政党や新人は、出ないでくれという一本化は既得権益を守っているにすぎない。(泉)代表の方針と異なっている」と否定的な見解を示した。

 岡田氏は「(玉木氏が)すべて否定的にとらえるのは、いかがなものかと思いますね。別に現職を守るために言っているわけではない。(国民民主とは)話もできますし、被害妄想的に思います。(次の衆院選は)いかにして与党の議席を減らして政権交代が可能な政治をつくっていくかが、目指す方向だと思う」と持論を述べた。

 泉氏は党内から衆院選で一本化の動きが出ていることに「小沢氏らから意見を聴取すべきだ」と指示を出したという。

「私は直接、何人かの方からの意見を聞いています。目指している方向は私も同じ。しかし、現実的に玉木代表の発言だとかがあります。私は国民民主党との塊は一貫して申し上げている。国民民主党内でこれを考える方たちはいると思います。(今後)どうやってすり寄っていくか。もっと話し合って(野党で)大きな塊を目指せるようにしたいと思います」と岡田氏は語った。