【第11回 さらば更年期と言おう♪】

 さよならは誰に言う さよならは悲しみに♪ 相変わらず、昭和歌謡テイストでお送りしております。

 最近、「疲れがとれない」「やる気が出ない」「もしかして更年期?」と疑っているなら、気にすべきは「朝立ち」の有無。何度もお伝えしているように、エロとは別の「男性ホルモン=テストステロン」が低下している一番わかりやすいサイン。ですが朝立ちがないことに気が付いても病院へ足を運ぶ男性はなかなかいらっしゃいません。

「何されるのか、怖すぎる」「いくらかかるか不安…」と小動物のようにおびえながら、自称テストステロン研究家の私に尋ねてくる男性は多いです。今回は、更年期障害外来やメンズヘルスクリニックに行ったら、何をされるのか紹介します。取って食われることはありません(苦笑)。

 まずは、血液検査でテストステロン値を測定。「男性の性腺機能低下症ガイドライン2022」の診断基準では、フリーテストステロンが8・5pg/ml未満だと治療が必要な段階になっていますが、数値だけで判断できないのが男性更年期障害のやっかいなところ。テストステロン値が基準より高くても、症状が強く現れている人がいます。若い時にテストステロンがすごく高かった人は、少し落ちてきただけでもピーク時との落差を感じ、激しく落ち込む傾向があるのです。

 もともとテストステロン値は個人差が大きく、個人でも体調や測定時間によって数値がバラつくのが特徴。そのため、自覚症状が重要な診断ポイントです。

「男性更年期」と診断されると、生活改善や漢方薬の処方などが提案されます。そして治療の基本は足りなくなったテストステロンの補充です。治療費は健康保険の適用範囲ではテストステロン薬を2週間に1回、お尻や筋肉に注射する方法。これなら費用は1回数千円程度。軽い更年期障害であれば、2~3か月で、さらば更年期が期待できますので、早めにGO!

 もっと元気になるためのテストステロン補充を希望するなら、自由診療という選択肢もあります。こちらはクリニックにより異なり、安いとは言えない価格もありますが、何を選択するかはあなた次第です。