プロ野球・阪神などで投手として活躍した川尻哲郎氏(53)がオーナーを務める東京・新橋の居酒屋「TIGER STADIUM」で、「東スポ餃子コラボジャイロ餃子」が25日からメニューに加わることが決まった。同店のキッチンを担当する川尻氏の妻・陽子さんが考案したアレンジ餃子で、川尻氏自ら食レポ。さらに元同僚である“ビッグボス”こと日本ハム・新庄剛志監督に対し、「優勝したら東スポ餃子食べ放題」と明言した。
川尻氏は現役時代、魔球ジャイロボールを武器に活躍した。1998年5月26日の中日戦(倉敷)ではノーヒットノーランを達成。その年のシーズンオフに行われた日米野球では、完封目前の快投を見せた。
現在はサラリーマンの街・新橋で、阪神ファンが集う居酒屋を営んでいる川尻氏が目を付けたのが、栃木県産のニラと国産豚肉、そして高級青森県産にんにくを通常の3倍投入した“ニンニクマシマシ”で話題の東スポ餃子だ。川尻氏は「焼きもいいけど、そのままだと普通だよね。うち流のアレンジを加えてオリジナル餃子にしたい。その名も『東スポ餃子コラボ“ジャイロ餃子”』を出す!」と予告していた。
今月某日、川尻氏から「完成した」との報告を受け、本紙記者が招集された。腕を振るうのは妻・陽子さん。アスリートフードマイスター1級と健康管理士一般指導員の資格を持ち、現在は店のキッチンを切り盛りしている。料理の腕前もさることながら、その美貌にも目が行ってしまう。
出てきたのは、こんがりきつね色の揚げ餃子。その上にニンジン、キノコ、玉ネギなど野菜がたっぷりと入った熱々のあんをかけていく。とろ~りとあんをまとった揚げ餃子がユラユラと白い湯気を上げている。
この新メニューの食レポに、川尻氏自ら挑戦。一口で頬張ると「うん! うまい!」とニンマリ。続けて「焼き餃子だとニンニクがガツンとくるけど、これだと柔らかく入ってくる。あんかけにリンゴ酢も使ってるから、甘くて味もマイルド。ニンニクたっぷりでニンジンとキノコも入ってて健康的で体にもすごくいいんじゃないかな。自慢の一品に仕上がった」と胸を張った。
あまりのうまさに川尻氏が完食寸前となったが、なんとか記者も試食させてもらった。確かに、ニンニクとリンゴ酢の相性はバッチリだ。
陽子さんによると「焼きも水餃子もおいしいんですけど、揚げだとアレンジが利く。リンゴ酢で味を引き立てつつ、リンゴってニンニクの臭みを消す作用もあるんです」と女性ならではの心配りも。さらに「次も考えているので第1弾、第2弾として出していく予定です。お店に来てくれればレシピも教えますよ」と話してくれた。
プロ野球開幕直前ということで、川尻氏に今季の阪神について話を聞くと「もちろん期待してるけど、今年は日本ハムにも注目してる」。新庄監督とは阪神時代の同僚で、飲み仲間だとか。ノーヒットノーランを達成した時も2人で飲み明かしたという。
「次の千葉遠征時に新庄から『ジリさんお祝いしましょう』と飲みに誘われて」と、試合終了後にタクシーを飛ばして六本木に繰り出した。
「クラブに何軒か行って、先輩なんで『俺が出す』ってなったんだけど、新庄が『そうはいかない。出させてくれないともう飲みには行けませんよ』って。だったらと割り勘にしたことがあった。後輩にお金を出してもらったのは新庄だけかな」
今季から監督に就任した後輩に対して川尻氏は「割り勘にした分、東スポ餃子食べ放題にするから、優勝したらお店に来てほしいね」とエールを送った。
☆かわじり・てつろう 1969年1月5日生まれ。東京都出身。1994年にドラフト4位で阪神に入団。近鉄、楽天にも在籍し、2005年まで現役を続けた。通算成績は60勝72敗3セーブ。現在は居酒屋「TIGER STADIUM」のオーナーを務める。東京都港区新橋3―11―9烏森通りビル5F。電話03・3578・3336。












