日本代表FW浅野拓磨(28=ボーフム)が12日、森保ジャパンで顕著になっている若手からの〝突き上げ〟について自身の考えを明かした。

 浅野は12日から千葉県内で始まった森保ジャパンの合宿に参加。練習後に取材に応じ、ボーフムでの今季を振り返り「まずは残留できたことが何より」と降格危機のチームを残留に導いたことでホッと胸をなでおろした。

 ボーフムの苦戦は「能力を常に出すことができない。どうしてもメンタルに左右されてしまう部分がある」と指摘。それでも「自分のマッチアップで負けているという感覚もなかったし、パフォーマンス的にも自分としてはやれることはやってるという感覚はあった」と成長の手ごたえ実感している。

 一方で、日本代表では中堅の立場となり若手も続々と台頭し、サバイバルも激化している。「毎回代表に来るたびに、選手のレベルが上がってきているなというのは本当に感じる」と下の世代からの〝突き上げ〟をひしひしと感じている。

 それでも悲壮感はない。「自分より若い選手も増えてきて、みんなが同じラインにいると思って僕は戦っている。自分が自分のために、100%やっていくしかない。本当に自分に集中している」と世代交代を過剰に意識することなく、目の前のレギュラー争いに立ち向かうことだけを考えている。

 6月の代表戦は、そうした思いをぶつける格好の場だ。「前回は2試合とも勝ててないですし、チームとしてもパッとしない結果になってしまった。一人ひとりが勝ちにこだわって、僕自身も、チームとしてもやっていけたら前回とは違う結果になると思う」と意気込む。

 カタールW杯のドイツ戦で決勝ゴールを奪うなど大舞台で強さを発揮してきた〝持ってる男〟が、新生森保ジャパンに初勝利をもたらすか。