スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧(28)とMF旗手怜央(25)が、イングランド・プレミアリーグの強豪トットナムに移籍する可能性が出てきた。

 古橋と旗手はともに今季大活躍したことで、イングランドへのステップアップが取りざたされている。そうした中で、セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督(57)がトットナムの次期監督の有力候補に浮上。実現した場合に、愛弟子の古橋や旗手ら3選手を引き抜く動きが出ている。

 英メディア「TBR」は「ポステコグルーの将来を巡る臆測が加速する中で、トットナムはチームを強化する可能性のあるセルティックのスター選手、古橋、旗手、FWジョタに注目することになった」と報じた。

 特に古橋は、エースFWハリー・ケインの退団が濃厚で、後釜としてリストアップ。「トットナムは彼の長期的な後任について考え始める必要がある。スコットランドで楽々とゴールを量産した男の一人が古橋だ。日本人FWは公式戦33ゴールを記録し、シーズン最優秀選手に選ばれた。ポステコグルー監督のもとで古橋の得点記録は信じられないほど素晴らしく、彼のプレースタイルに非常に適していることが証明された」とポステコグルー監督が就任すれば、古橋獲得の拍車がかかるとの見解を示した。

 また旗手については「今季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)、特にレアル・マドリード戦で目を引くパフォーマンスを見せた。トットナムはMFにクリエーティブな選手を切望しており、レスターのジェームズ・マディソンとの契約を狙っているが、旗手は最高レベルでプレーするために必要な資質を備えている」と有力候補に挙がっているとした。

 ポステコグルー監督のトットナム行きが決まれば、古橋と旗手が一気にプレミア強豪への移籍が実現しそうだ。