「第70回全日本プロ選手権自転車競技大会」が29日、富山競輪場で行われた。コロナ禍で3大会連続中止されていたため開催は4年ぶり。1キロメートルタイムトライアル(TT)は菊池岳仁(長野)が1分03秒137の大会新で優勝。スプリントを制した雨谷一樹(栃木)、ケイリンVの山口拳矢(岐阜)とともに10月19日に新潟県・弥彦競輪場で開幕するG1寬仁親王牌の初日に行われる日本競輪選手会理事長杯の権利を得た。
菊池は1キロメートルTTと中島詩音(山梨)、末木浩二(山梨)と臨んだチームスプリントの2冠。1キロは新田祐大(福島)、松井宏佑(神奈川)らを抑えて優勝した。「全開で突っ込んでどこまでいけるかでした。苦しかったからタイムが出てほしかった。気持ちで頑張りました」。
雨がかなり降ってコンディションは悪かったが計時されたタイムは本人の期待以上。1分03秒137の大会新記録だ。今年のG1寬仁親王牌は弥彦で開催される。「地元(信越)の弥彦でありますからね。理事長杯はいいところなので優勝できて良かったです」と顔をほころばせた。
今年前半は落車もあって振るわずだが、日本競輪選手養成所を早期卒業し、昨年は平塚GⅡヤンググランプリを制覇した逸材。地元地区の大一番に向けて、着実に状態を上げていく。












