〝新大関〟にエールだ。大相撲夏場所で6場所ぶり8度目の優勝を果たした横綱照ノ富士(31=伊勢ヶ浜)が29日、東京・江東区の部屋で会見した。

 千秋楽から一夜明けて「疲れがないと言ったらウソになる。無事に終わったなという感じですね」と安堵の表情。昨年10月の両ヒザ手術を経て3場所連続の全休から復活を果たし「優勝できるできないは別として、やり続けることに関して見ている人に何かしら頑張ろうという気持ちになってもらえたら。それだけでうれしい」と充実感を漂わせた。

 昨年11月25日に第1子となる男児の照務甚(てむじん)君が誕生。優勝決定後の支度部屋では愛息を抱きかかえる姿があった。「去年の11月に生まれて。自分の子ですし、かわいいですね」とパパの顔をのぞかせた。

 夏場所では関脇霧馬山(陸奥)が大関取りに成功し、31日には正式に新大関へ昇進する。「もちろん努力を積み重ねたから上がることであって。でも、維持するという思いでやれば落ちることしかない。逆にその上を目指してという思いでやってほしい」と〝金言〟を贈った。