元大関が決意を新たにした。大相撲夏場所14日目(27日、東京・両国国技館)、幕内朝乃山(29=高砂)が小結正代(31=時津風)を寄り倒して11勝目(3敗)を挙げた。

 前日は横綱照ノ富士(伊勢ヶ浜)に完敗を喫して臨んだ一番。元大関同士の対決を制し「昨日の横綱戦は精いっぱい、思い切ってやった結果。引きずっていられないし、そういった意味では切り替えられた」と納得の表情を浮かべた。

 この日は照ノ富士が優勝を決め、賜杯の奪回はならなかった。それでも今場所は幕内下位ながら白星を伸ばし、横綱戦や三役との対戦を経験した。「三役全員と当たりたい。1年の謹慎中に顔触れも変わっている。負けないようにしていきたい」と上位復帰へ向けて意気込んだ。