日本相撲協会の英語圏向けユーチューブチャンネル「SUMO PRIME TIME」に、元大関の小結正代(31=時津風)が登場。大関時代の苦悩を振り返るとともに、復帰への強い意欲を示した。

 正代は平幕で臨んだ3月の春場所では4場所ぶりに2桁10勝をマーク。その先場所を振り返り「勝ち越しから結構、遠のいてましたし、悪い流れがずっと重なっていたので。ここで悪い流れを断ち切れたのは良かった。立ち合いの勢いで前に出ると、内容も良かった。それが15日間続けられた」と復活への手応えを口にした。

 夏場所(14日初日、東京・両国国技館)では三役に復帰。再び2桁白星を挙げれば大関復帰も視界に入る。正代は「大関時代は自分が自分じゃなかったような…。『大関をやらなくちゃいけない』という気持ちばっかりで。自分自身のやりたいことができていなかった。今は大関から落ちて、先場所は自分が取りたい相撲が取れた。三役に残っていたら(大関復帰の)チャンスも巡ってくると思うので。そのためには、まず三役に定着したい」と看板力士への返り咲きへ意気込んだ。

 最後に海外のファンへ向けて「立ち合いの迫力と、1秒、2秒で勝負がつく一瞬の中に技術とか力強さがある。そこを見ていただけたら」と大相撲の魅力をアピール。動画のコメント欄には英語で「正代には才能がある。精神的に悩んでいただけだ」「彼が前に進もうとしているのがうれしい」などと応援メッセージが書き込まれた。