岸田文雄首相(65)は22日、党本部で開かれた役員会に出席。ウクライナのゼレンスキー大統領が、先進7か国首脳会議(G7サミット)に電撃参加したエピソードなどについて言及した。

 岸田首相は役員会で、ゼレンスキー大統領がG7サミットに参加した詳細について「先月になってゼレンスキー大統領から(各国首脳と)対面参加の強い要望があった。G7で幅広い議論をしっかりと行い、かつゼレンスキー大統領の安全な来日を確保するため、水面下での調整を集中的に行ってきた」と明かした。

 G7サミット終了後、マスコミ各社が行った世論調査で、岸田内閣の支持率は軒並み10ポイント以上も上昇した。

 何が評価につながったのか。役員会の終了後に会見した茂木敏充幹事長は「サミットの時期につながったということもあったと思います。ゼレンスキー大統領を広島に迎え、G7でウクライナへの強固な結束を示すことができた。国際社会の秩序の維持強化、そして、核なき世界の実現に向けてリーダーシップを発揮されている岸田総理の姿が高く評価されたと受け止めています」と指摘した。

 自民党内では内閣支持率の上昇を受け、早期の「解散待望論」が上がっている。早期解散の是非について茂木氏は「G7サミットでの総理のリーダーシップは、世論調査を見ても国民から高く評価されていると思います。我が党は現在、衆参ともに与党で安定した議席数を確保しています。岸田総理はG7サミット後の会見で『日本が直面する内外の諸課題の取り組みに注力する』と話していると理解しています」とした。