米女子ツアー本格参戦2年目の渋野日向子(24=サントリー)が〝ソフトボールパワー〟のチャージを計画している。今週は「ブリヂストンレディス」(18日開幕、愛知・中京GC石野C)で今季国内ツアー初参戦。昨年大会で予選落ちしたリベンジを誓う中、今回の一時帰国中に女子ソフトボールリーグの観戦を予定しており、これが大きな意味を持ちそうだ。

 開幕前日の17日はプロアマ戦などで最終調整を行った。昨季もこの大会で国内初お披露目となったが、2日間で姿を消しただけに「去年予選落ちしているので、今年は4日間プレーしたい」と力を込めた。

 この日は次戦について「また教えます」と明言を避けたが、来週以降の再渡米までに「ソフトボールを見にいきたい。(女子ソフトボールの)JDリーグ(観戦)を計画中です」と目を輝かせた。ソフトボールは小学生時代に熱中し、昨オフには地元岡山で「渋野日向子杯 第1回岡山県小学生ソフトボール大会」を主催するなど、今も大好きな競技だ。

 プロゴルファーとなってからもソフトボールから得る刺激を力に変えており、それは今季も変わらない。4月の今季メジャー初戦「シェブロン選手権」の最中には、連日のように自身のインスタグラムのストーリー機能で同時期に開催されていたソフトボール男子のU―23W杯(アルゼンチン)の話題をアップ。日本の決勝進出後に最終日を迎えるタイミングで「私もソフトボールパワーで最終日頑張ります」とつづった。その際の結果は昨年(4位)に続くトップ10入りこそならかったが、日本勢最上位の28位と健闘を見せた。

 また、渋野は中学時代に途中まで野球部に所属したことからソフトボールと並んで野球への関心も高い。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本が優勝すると大喜びし、当該週の「ドライブオン選手権」では今季最高の7位となった。〝見えない力〟でソフトボールや野球に引っ張られているとも解釈できる。

 米ツアーは6~8月にかけてメジャー4戦が控えており、大舞台に向けて今回の計画が追い風になりそう。本人は「そこが1年を通してメインになる。みんな合わせてくると思うので頑張りたい」。ソフトボールパワーの発揮に期待が高まる。