女子ゴルフの渋野日向子(24=サントリー)が大爆発の〝兆候〟を見せている。

 日本勢最上位の28位だった米ツアーメジャー初戦「シェブロン選手権」を終えて、今季のバーディー数は98(6試合24ラウンド)で5位。まだ序盤とはいえ、1ラウンド平均は4・08で昨季の3・37を大きく上回っている。トップはネリー・コルダ(米国)の115、2位はジョージア・ホール(英国)の104、3位は畑岡奈紗(アビームコンサルティング)の101と続く。

 一方で、年間女王を決めるCMEポイントランキングはコルダが2位、ホールが3位であるのに対して、渋野は31位まで順位が下がる(畑岡は15位)。平均ストロークも70・458で32位。つまり、ボギー以上のホールが足を引っ張っているわけだ。2週前の「ロッテ選手権」初日は6バーディーの半面、1トリプルボギーが響いてスコアを伸ばしきれないこともあった。

 まだ昨季から変更した新スイングが完全にフィットしていない状況だけに、ある程度は出入りが激しくなることは仕方ない。現状ではパッティングやアプローチは比較的安定しており、ショットが落ち着くなどしていけば、ボギーも減って一気に好スコアを連発する可能性を秘めている。

 次戦以降へ向けて「気持ちを切り替えて頑張りたい」と意気込む渋野の〝覚醒〟に期待が高まる。