【第6回 何が起きたって、へっちゃらな顔をする必要はない!】
「負けないで ほらそこにゴールは近づいてる♪」といった応援ソングに、性根が曲がった私でも、時として励まされることはあります。しかし、超高齢化社会でゴールがまったく見えない今日この頃。更年期の私は励まされるとかえって辛くなってしまう…。女性ホルモンが枯渇して、残された元気ホルモンであるテストステロンまでも欠乏しているカラッカラ。副腎から分泌される弱い男性ホルモンのDHEAサプリメントだけは飲んでいます! ちなみに体内ではDHEA→テストステロン→女性ホルモンという流れでホルモンは変換されているのです。
現代社会は、更年期以降の男性も女性もホルモン補充療法で元気に生きることを選択できる時代。私がライターを務めた「性ホルモンで乗り越える男と女の更年期 知っておきたい驚異のテストステロンパワー」に詳しく書いますので、ご興味のある方はお手に取ってください。
この本の著者、泌尿器科の関口由紀先生とは仲良し。先日も飲みでご一緒した時に、私は「5月病と更年期症状のダブルパンチだけは避けたい。テストステロンを増やすためにできること、すぐできることなんでしたっけ?」と泣きついたところ。「まずは、更年期以降はかつての半分の仕事量しかできないと自覚して、量より質を重視。必要じゃないことは避けて、上手にサボルのは大事」と由紀先生から指南。確かに無理して仕事でミスを連発すれば、そのストレスでテストステロンは余計に下がるだけ。「更年期は自律神経のスイッチングがうまくいかないので規則性を重視。不規則な生活をするなとは言わないけれど、その後のリカバリーに時間がかかっちゃうよね」。まさに! お酒の飲み過ぎや無理してオールナイトで遊んだら、数日は使い物になりません。
「一番大切なのは定期的な運動。運動すると筋肉量が増えて、筋肉量が増えるとテストステロンを受け止めて機能させるレセプターが増える。さらに骨も刺激されるので『オステオカルシン』という若返り物質の分泌が促進されて、それが脳下垂体を刺激し、さらに骨、性腺、筋肉、免疫系アップがこと期待できるよ♡」。5月病&更年期に対抗するには、まずは運動からガンバロ~。
☆くまもと・みか 医療ライター。男性医学の父・熊本悦明の二女。男女更年期、性感染症の予防と啓発、性の健康についての記事を主に執筆。2019年に山手線内で心肺停止で倒れた経験から、救命救急、高次機能障害、リハビリについても情報発信している。著書に「山手線で心肺停止!アラフィフ医療ライターが伝える予兆から社会復帰までのすべて」。












