〝バカサバイバー〟こと青木真也(39)が、6日の格闘技イベント「RIZIN.42」(有明)に恒例のメスを入れた。ダブルメインは、朝倉海(29)とフアン・アーチュレッタ(35=米国)の勝利で幕を閉じ、2人は7月末にRIZINバンタム級王座決定戦を行うことが決定。タイトル戦線はどうなるのか――。
王座決定戦の出場権をかけて行われたダブルメインは、ともに激闘となった。アーチュレッタVS井上直樹は、米格闘技イベント「ベラトール」元バンタム級王者のアーチュレッタが驚異のフィジカルで攻め続けて判定3―0で勝利した。
一夜明けて「はい。おざっす!」とあいさつしながら現れた青木は「アーチュレッタはガッツがすごかった。1ラウンド(R)は井上に取られたけど、運動量と気合で前に出て盛り返したね」と声をしゃがれさせる。
続く朝倉海VS元谷友貴は、海が3R2分25秒でKO勝ち。元谷のテークダウンと組み技をしのぐと、最後はヒザ蹴りでレバーを打ち抜いた。この一戦については「あのヒザ蹴りはムエタイの〝テンカオ〟だな。パンチのカウンターに使うんだけど、驚いたよ」と感嘆。ムエタイ愛好家を自認する青木ですら「テンカオをMMAで使うのってかなり難しいんだ。それをあの完成度で見せるのはすごいよ」と絶賛だ。
これを踏まえて7月末の王座決定戦について「今までは、その2人の対戦なら朝倉海の圧倒的不利だと思ってたけど、これのせいでどっちが勝つか分からない…くらいになった」と分析。その理由にテンカオの存在を挙げ「アーチュレッタはさっき言った通り、ガッツがあって運動量と気合で前に出てくる。テンカオはそういうタイプの選手の〝天敵〟なんだよ。これで簡単には前に出られなくなる」と力説した。
ヒザを気にしてアーチュレッタが前に出なければ、海の距離になるという。したり顔で「もしかしたら、あえてあの技を見せたのかもな。これで相手が警戒してくれるだろうから。そうなれば、実際にテンカオを出さなくたって自分の距離で戦えるわけだよ。やっぱりあの兄弟はしたたかだ」とメガネを光らせた。
最後に「それはそれとして、武尊に蹴られ、船木さんに決められて俺の脚はボロボロだ。GLEATのUWFベルト取りに暗雲だよ…」とうそぶくと、自転車で新宿方面に走り去った。












