目標は〝レジェンド〟超えだ。卓球の第4回パリ五輪代表選考会全農カップ・トップ32平塚大会最終日(7日、トッケイセキュリティ平塚総合体育館)、決勝が行われ、女子は早田ひな(日本生命)が張本美和(木下アカデミー)を4―2で下して優勝した。男子は戸上隼輔(明大)が張本智和(智和企画)を4―3で破って頂点に立った。

 勢いに乗る14歳・張本の挑戦を跳ね返した。第1ゲームは9―11で落とすも、第2ゲーム以降は得意のフォアドライブなどでラリーを有利に進め、最後まで主導権を渡すことはなかった。選考ランキングでトップを走る中、今大会の優勝で100ポイントを追加。332・5点とし、2位の平野美宇(木下グループ)以下と100点以上の差をつけた。試合後には「自分自身が思い切って挑戦者として戦えた。勝つことができて良かった」と安堵の表情を浮かべた。

 エースとして着実に階段を上る早田は、男子テニスのロジャー・フェデラー氏(スイス)のような選手を目指している。「五輪や世界選手権の金も取りたいが、通過点として考えている。尊敬しているのはフェデラー選手。自分の中の完璧を求めて、それができた時に引退したいなと思っている。そこまで走り続けたい」と気合は十分だ。

 1日には大先輩の石川佳純(全農)が引退を表明。次の女子卓球界は、早田がけん引していく。