J1鹿島のFW鈴木優磨(27)が〝有言実行〟の活躍を続けている。

 鈴木は、明治安田生命J1リーグ第11節(3日)のアウェー札幌戦で前半21分、ペナルティーエリア手前中央で相手の中途半端なクリアボールを拾うと、右足でゴールネットを揺らした。この4試合連続ゴールが決勝点となり、チームは3試合連続無失点での3連勝を飾った。鈴木は「自分の役割がはっきりして、集中して、周りの助けもあって、得点を取ることができている」と手応えを口にした。

 先月15日にホームの神戸戦に1―5で大敗してからリーグ戦は負けなし。その当時、鈴木はふがいない戦いぶりに荒ぶるサポーターと直接マッチアップし「結果が出てないのは俺らが悪い。でも巻き返せるチャンスは、まだある」と訴え「ねーよ」と返されても「まだ(チャンスは)ある。(2007年に)3連覇をした時も(序盤は)負け続けた。最後に勝つ」などと必死に語りかけた。その言葉を自ら体現するような活躍ぶりだ。

 勝利したとはいえ、内容的には相手にボールを持たれ、押し込まれる時間帯も少なくなかった。それでも鈴木は「シーズン中にはこういう試合もある。求める展開ではないけど、こういう試合を乗り切れたのはプラス」と前を向いた。息を吹き返しつつある鹿島が、今後も勝ち星を伸ばしていけるか。