メキシコの町の長年放置されていた倉庫から、ゴブリンのようなミイラが発見された。メキシコのニュースを扱うユーチューブチャンネル「ラ・ネタ・MX・マガジン」などが伝えた。

 メキシコシティの北東に位置するウアスカ・デ・オカンポ町の使われなくなった飲料倉庫を取り壊している時、小さな体、とがった耳、大きな鼻、手足に鋭い爪、尻尾を持つ奇妙なミイラが出てきた。伝説のゴブリンそっくりだとして、地元で話題になった。

 フランシスコ・マヨラル・フローレス町長は「ゴブリンかナグアルの死体の可能性があります」と説明した。

 ゴブリンとは映画「ロード・オブ・ザ・リング」に出てきたゴラムのような、小さな人型の生物。ナグアルとは、中米の先住民族の間で伝わっている、あらゆる動物に姿を変える怪物のこと。

 また、地元民の間では「ドゥエンデじゃないか」と、スペイン語圏で伝えられる座敷童のような妖精説、「ナワルかもしれない」とメキシコの民間信仰で動物に変身する能力をもった人や人を守る動物霊説が出ているという。

 また、フローレス町長は「誰もが自分の信念や伝統に基づいて、自分自身の意見を大切にすることができます。特にこの土地はゴブリン的な精霊を重要視する文化があります。ただ、医師や獣医がパッと見たところでは、犬の奇形の胎児かもしれないと言っていました。大学にサンプルを送って、分析中です」と述べた。

 ミイラはワスカ・デ・オカンポにあるロス・ドゥエンデス博物館に展示されている。